2018年10月19日発行
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ICAS通信 136号

「秋たけなわ !! 」

一般に秋の代名詞「紅葉」は、北海道の9月から始まり九州の11月という順に見ごろを迎えます。

今年は3月の気温が例年より高く葉芽も早めに成長したことから、例年より早く且つ美しい「紅葉」が見られそうです。秋の風物詩「紅葉」を求めて、全国の名所には多くの人々が訪れることでしょう。

季節は素晴らしい時期を迎えましたが、世界の社会、政治状況は雲がかかった息苦しさで覆われているように思えます。米中貿易摩擦がその引き金を引いた主因といえましょうが、最近では南沙諸島周辺での米中両国間の緊張、米国主導のイラン制裁再開、トルコで行方不明となったサウジアラビアの反政府記者の行方等、偶発的衝突を惹起しかねない状況もたて続けに生まれてきております。

このような状況を投資にどう生かすかは喫緊の課題といえます。
イカスの投資クラブや投資勉強会を是非有効活用いただくことをお勧めします。

イカスでは投資クラブ、投資勉強会の他、企業見学会、シネマ倶楽部、カラオケ倶楽部、ゴルフ倶楽部など、幅広いコミュニティーの組成にも力を注いでおります。
特に 11月24日(土)は恒例の「イカス下期交流会」を開催いたします。投資講演会や音楽会でお楽しみいただこうと思います。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

 

目 次

  1. 鎌田留吉レポート
    『暴論又は妄論』
  2. 今月の推薦映画
    『散りの椿』
  3. 株式投資力クイズ問題
    株式投資力クイズ問題
  4. イカスからのお知らせ
    イカスからのお知らせ

1. 鎌田留吉レポート

『暴論又は妄論』

千葉の県人 鎌田 留吉

本庶佑氏がノーベル賞を受賞してから、一躍小野薬品のオプジーボが脚光を浴びた。
しかし、イカスの会員の方々には先刻ご承知のことで、むしろこの薬の問題点をこそ思いうかべたことに違いない。

マーケットも発表のあった10月2日こそ買い気配で始まり前日比190円高の3,400円で寄り付いたものの高額な薬価の問題が意識され、引け値は3,308円と陰線で終わった。その後はいいところがなく、10月15日の終値は2,872円を付けている。

オプジーボは2014年9月から使用が認められ、当初は悪性黒色腫のみへの適用であった。それが肺癌にも適用されるようになり、小野薬品の株価も2,000円から2016年4月の5,880円へと駆け上がる。しかし、100mg72万9849円で、年3500万円程かかるということが問題視され、異例の措置で薬価改定時期を待たず2017年2月に半額の100mg36万4925円に引き下げられた。株価も下げに下げ2017年4月には2,200円まで下げたのである。薬価は更に2018年2月に27万8029円に下がり、更にこの11月からは17万3768円に下がる。当初からみると4分の1以下になったのである。それでも年に830万円以上かかる計算になる。

オプシーボのような超高額医薬品についての問題点ははっきりしている。

①あまりに高額であるため、医療保険制度が破綻するのではないか?という問題。 ②従って高すぎる薬は公的医療から外すべきであるという意見。③薬の費用対効果を調べ、一定基準を超える薬は公的医療から外す。④費用対効果の考え方には医療機関から命に値段をつけるべきではないとの反論がある。⑤保険から外せば普及が遅れて、薬価の高止まりを招き新薬開発の意欲をそぐ懸念がある。

私の考えは当初からはっきりしている。日本の国民皆保険制度は世界に優れた制度であり、最優先されるべきは、その維持継続である。そのために必要であるなら、75歳以上と70歳以上の負担率もともに30%に戻すべきである。

まして、日本には、1000万円という血税や国民が拠出した保険料を支払ってまで救われるべき命は存在しない。それが安倍晋三氏であろうが、いたいけな子供であろうが同じことだ。そのような大きな支出が積み重なって、健康保険制度が破綻してしまえば、却って何万人の救われるべき命が救われなくなる。

私には来年小学校に入る予定の孫がいるが、その子が当事者になったとしても同じことを言う。

2018.10.19 記

2. 今月の推薦映画

『散り椿』

イカス専務理事 望月純夫

『散り椿』は、葉室麟(はむろ りん)の同名小説の映画化で、葉室の「蜩(ひいらぎ)ノ記」を監督した小泉堯史が脚本を担当しています。日本を代表する作品の撮影した木村大作監督作品には、「剱岳、点の記」「春を背負って」があります。両作品ともに通じるものは、信念を貫く男の高潔な生き方です。痛快活劇を予想していましたが、意外に淡々としています。

江戸時代中期、藩の不正を訴え出たが認められず、故郷を出た(岡田准一)は、病に倒れた妻(麻生久美子)から最後の願いを託されます。それは、新兵衛の友人で、恋敵でもあり、今や藩の要職に就いている采女(西島秀俊)を助けて欲しいというものでした。藩に戻った新兵衛は、亡き妻の妹・里美(黒木華)の家で暮らします。里美は以前から新兵衛のことを気にかけており、新兵衛もそれに気づいていました。二人が井戸端で微笑み会うシーンにはハッキリ現れています。


現代であれば、二人は急接近していくのでしょうが、当時は、「大切に思えるものに出会えれば、それだけで幸せ」、まさしく純愛の世界。亡き妻との約束を実現する為にも、不倫は許されません。大事なことは、妻との約束を守り、権力に立ち向かうことです。武士道精神を体現する新兵衛の生き方は、木村監督が理想とする日本人像に違いありません。昔の時代劇で良く見た立ち回り、最近の漫画アクションとも異なり、ひと味違う迫真の殺陣です。特に、新兵衛と采女との一騎打ち、二人が神社の階段で悪漢と戦うシーンは圧巻です。オールロケで撮影された自然、風景の美しさ、ここまでかと言わせる雨や雪のシーン、血と汗、そしてスモーク、木村監督らしい演出が随所に見られます。

ただ藩の不正事件の真相は不明確で、人間関係が複雑なこともあり、分かり難いものですが、そこに囚われることは必要ありません。藩を再び後にする純粋・純情な男の姿には、人生の全てを背中で語る高倉健を彷彿させるものがあります。

先日開催された第42回モントリオール世界映画祭では審査員特別賞を受賞しました。渋みのある作品です。

3.株式投資力クイズ問題

10月「投資力アップ問題」は時事問題です(答えは最下段にあります)。

株式投資の目的は、社会貢献とか投資を通じて経済を知る、株主優待を楽しむ、でも究極は儲けることです。

このためには、相場の心理の他に、経済情報や経済知識も必要です。

さて問題です。
1:米国市場で初めて時価総額が1兆ドルを超えた企業は?
2:世界で初めて時価総額が1兆ドルを超えたのは中国企業ですが、企業名は?
3:今年国内で上場した企業で最大規模の企業は?
4:日本の創薬ベンチャーで最も時価総額の大きい企業は?
5:日経平均が上昇・下落する過程で最も寄与度の大きい銘柄は?
6:EV電池の必要なコバルトの生産地はアフリカにあります。どこの国?

お知らせ

11月度イベント: 

 

  • 株式投資塾(昼間編):11月13日(火)16時〜イカス事務所
  • カラオケ倶楽部:11月16日(金)18時半〜 西新橋「倶楽部エル」今回も第3金曜日
  • 株式投資塾(夜間編):11月20日(火)18時半〜 イカス事務所
  • 下期交流会:11月24日(土)18時〜 半蔵門いきいきプラザ「る・ぴあの」
  • シネマ倶楽部:11月28日(水)15時〜 有楽町近辺、懇親会開催

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【活かす通信】

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発行責任者:林 孝 男

【株式投資力クイズの答え】

1:アップル 2:ぺトロチャイナ 3:メルカリ 4:そ-せい 5:ソフトバンク 6:コンゴ