★★★株式投資勝利の方程式★★★

ムッシュ望月の週刊イカス(第665号) 118日発行

     勝つことより、負けないこと!!そして忍耐も
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  巻頭言(ヒット映画より)ラジオ日経出演は127日です。

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『トラッシュ』は、リオの郊外に暮らす貧しい少年たちが財布を拾ったこ

とから巻き起こる奇跡の物語です。ブラジル・リオデジャネイロ郊外で、

ゴミ拾いをして生活している少年ラファエルは、ある日、ゴミの山から数

字が書かれた紙と写真が入ったいわくありげな財布を拾います。その写真

にはある重大な秘密が隠されていました。ラファエルは良心に従って、正

しい事をしようと決意します。仲間のガルドと共に、警察の執拗な追跡を

かわしながら、財布に込められた謎を解き明かしていきます。リオの危険

な貧民街の暮らしは「シティ・オブ・ゴッド」を、貧しい暮らしの中でも

希望を失わない子供たちの痛快な活躍は「スラムドラッグ$ミリオネア」

を連想させます。名匠スティーヴン・ダルドリーは、少年を主人公とした

作品では、とりわけ瑞々しい感性が光ります。ここに「ラブ・アクチュア

リー」のリチャード・カーティスが脚本で参加することで痛快な軽やかさ

が、ブラジル出身のフェルナンド・メイレレスが製作指揮に名を連ねるこ

と事で、ブラジル社会のリアルな現実が加味されています。やんちゃなラ

ファエルは、劣悪な感きぃうで暮らす貧しい少年ですが、本能的に正しい

ことが何かを理解しています。彼と仲間たちの行動は、時に危険で時にユ

ーモラスです。見ようによっては、とんとん拍子のご都合主義も見受けら

れますが、実際にスラムで育ったという3人の無名の子役たちのキラキラ

した表情と元気いっぱいの疾走です。すべて躍動感に昇華されています。

少年たちが暴こうとするのは、ブラジルにはびこる政治腐敗や警察権力の

汚職ですが、描かれるのはより広義な問題で、深刻な貧困や格差などの社

会悪です。しかし決してお堅い社会派映画ではなく、誰でも楽しめるエン

タテイメント映画に仕上がっています。子供たちが最後にたどりつく景色

の美しさが印象深く、彼らの生命力に明るい未来を感じさせます。

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       相場展望(調整の最終局面か!)

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東証1部の騰落銘柄数は、値上がり206・値下がり16159割の銘柄が値

下がりしました。主力株のファストリテとソフトバンクの2銘柄で日経平

均を約82円押し下げ、円高進行を嫌気したソニーが4%兆の下落率を記録

し、セブン&アイや三菱重工等は軟調ですが、三住建設や三井住友FG、ブ

リヂストン、JTなどは堅調でした。東証1部の売買代金は27143億円と

7日営業日連続で活況の目安となる2兆円を上回りました。スイスフランの

上昇で競争力が高まるとの思惑からセイコーHD、好業績観測が伝わったDOWA

などが人気化しました。一方15日の欧州市場では、スイスフランが、対ユ

ーロで約30%上昇したことで、スイスの輸出競争力が損なわれることに不

安感が広がり、スイス時計大手スウォッチ・グループや高級時計ブランド

のカルティエなどを傘下に持つ株式会社リシュモン、同国のセメント大手

のホルシムは11%から16%の値下がりをしました。なお16日のDAX指数

10,167.772014620日の高値10,050.98を更新しました。NY

ウも190.86高と6営業ぶりに上昇しました。東京市場は安値16,592円を

付けた後切り返し244.54円安の16,864円で引けました。17日のシカゴ市

場の先物は17,075円と再度の17,000円回復をしています。外国人投資家

1月第1週は4349億円の売り越しでした。裁定取引に伴う買い残は2

5911億円となり、これ以上の売りは出難い水準となっています。騰落

レシオ(25)は80.4、騰落レシオ(10)は65.3、ストキャスト・ファー

ストは20.9、ストキャスト・スローは20.6とテクニカル的には、いつ

反転しても可笑しくない状態です。

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         調整終了は間近い??

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0116日(金)シカゴ日経先物: 17,075円  17,700円(1219日)

NYダウ:   17,511.57(+190.86)  17,804.801219日)

日経平均引値:    16,864.16  (▲244.54円)

25日移動平均線: 17,319.71円 (乖離率▲2.63%)

75日移動平均線:  16,678.97円 (乖離率+1.11%)

200日移動平均線: 15,655.87円 (乖離率+7.72%)

TOPIX:   1,363.73       NT倍率: 12.36

新高値:  31銘柄   新安値:  41銘柄 

騰落レシオ(25日):  80.4    騰落レシオ(10日)  65.3

STF9日):     20.9      STS      20.6

基準線:    17,311.70円    転換線:  17,066.75

先行スパン1: 17,112.96円    先行スパン2:  16,225.66

遅行線:    17,864.16

116日のやや長めの下ヒゲを付けているので、ほぼ調整は終了と考え

ます。1031日の窓開けに対する窓埋めも終了。

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リバウンドの流れに移れるか??
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今週も波乱含みの流れは継続する可能性は残されてはいますが、急激な円

高については修正される局面といえます。米国市場との連動性は一旦途切

れましたが、NY市場も5日連続安から反転の兆しを見せており、又連動性

が見られるかもしれません。原油価格については、昨年の620日の高値

107.26ドルから下落に転じています。916日に米最大の年金カルパース

20153月末までに4300億円のヘッジファンドの解約するとの報道、

1026日のゴールドマンの1バレル=75ドルの予測と立て続けにマイナ

ス材料が出続けました。その流れで128日には原油価格は63ドルまで

下落しました。2015112日にゴールドマンが原油価格は40ドル割れ

との予測を流すと、45.89ドルまで売り込まれましたが、その後は買い戻

しの動きが出て50ドルを回復しました。112日の予測報道に対する反

応を見る限り、下落に対する抵抗感が出てきたような感があります。40

ドル割れ予測の根拠は200812月の38ドル、また107ドルからの下落

率(黄金分割比率:1.6181.382)の40.6ドルです。113日発表の

街角景気が5ヵ月ぶりに改善したことは、消費者の心理を好転している

事を示しており、来月の発表で2ヵ月連続の改善となると市場のセンチ

メントが更に良くなる筈です。

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調整局面終了の頃あい!!

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今年の正月相場も昨年同様、厳しいスタートとなりました。昨年との違い

は、過熱感が少ないことです。昨年末のアンケートの回答が、2万円の乗

せ予想していただけに肩透かしを受けた感もあります。年初の急落要因

は急激な原油安とギリシャのユーロ離脱懸念です。この二つの要因のうち

原油安は日本経済にとってはメリットも大きく、円安による物価上昇も相

殺され、低迷する消費にとっては朗報です。もう一つのギリシャ問題も何

度もリスクの俎上に乗った案件だけに、既に身構えたユーロ¥ドル市場で

05年以来の9年ぶりの安値に突入し、相当程度の織り込みはしている

ものかと判断出来ます。スイスフラン・ギリシャ問題は121ECB

事会、125日のギリシャの総選挙まで続きます。なお、急落の局面では

公的資金や日銀の買いもあり下値は限定的との対応で、極端な心配はあり

ません。昨年10月安値から12月高値までの期間は9週間、同高値から

調整完了まで9週間とすると、目安は21日です。

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動意株の背景を探る!!

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☆きんでん(1944):メリルが買いに2段階上げ、目標株価は1500

☆コシダカHD2157):第14半期営業70%増益で急伸

☆カネカ(4118):シティが買いに引上げ、目標株価は780

PLC4661):高ROEが評価され3万円が視野

☆ブリヂストン(5108):Cスイス証が目標株価増額の5900

☆日本ケミコン(6997):メリル証が目標株価増額の420

☆サイゼリヤ(7581):第1四半期営業益が大幅増益で続急騰

☆スクリーン(7735):TSMCの設備投資増額で急伸

☆セイコー(8050):価格優位性が高まり大幅続伸

☆明星電気(6709):新宇宙基本計画の決定により新高値

☆アルプス(6770):営業利益今期505億円、来期631億円

★非鉄金属:銅価格が55ヵ月ぶり安値で軒並み安

初動が上にブレークした銘柄:

牧野フライス(6135)、化工機(6331)、アルプス(6770)、ツガミ

6101)、OKI6703)、DOWA5714)、安藤ハザマ(1719

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テクニカル分析:今年も購読有難うございました!!

☆きんでん(1944):一息入れたのちに買い

☆クスリアオキ(3398):目先は押し目待ち

☆牧野フライス(6135):中勢2段上げを形成中

☆近鉄エクス(9375);今月下旬の動きに注目、利食い先行も

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